川越市とは

川越市は埼玉県南西部に位置している市です。古きよき江戸時代の風情を現在に残す魅力的な街並みで全国的に知られています。東をさいたま市と面しており、まさに埼玉県の中心に位置する地域でもあります。

 

川越市の人口は約34万人。これは所沢市とほぼ同数で県内ではさいたま市、川口市に次ぐ県内3〜4番目の規模となっています。面積も広く、109.16平方キロメートル。埼玉県の中心にあるため、地図上でもとりわけ目立つ市でもあります。人口密度では県内で31番目。人口の数による発展と程よい人口密度のバランスが取れた地域でもあります。

 

その特徴はやはり川が挙げられます。荒川と多摩川に囲まれた武蔵野台地の北東端に位置しており、この地域は川越台地とも呼ばれています。さらに入間川を超えた先、北西部分を入間大地とも呼んでいます。このように川と台地に彩られているのが川越市の大きな特徴なのです。ほかにも新河岸川、越辺川、不老川、小畔川、赤間川など非常に多数の河川を擁しています。室町時代には太田道灌によって川越街道が作られ、江戸時代には江戸への利便性の高さから大いに繁栄しました。現在残る蔵作りの町並みもそんな江戸との緊密なつながりによるものです。

 

住民の傾向を見ると60歳以上が27%と、やや高い水準にあることがわかります。とくに70代から80代の水準が高く、高齢化の傾向が見られます。ただ一方では20代前半と30代後半の世帯が多く、とくに20代前半の男性が全国平均に比べてかなり高い数字となっています。この点はやはり東京へのアクセスの利便性が大きな原因となっているのでしょう。

川越の古木めぐり

川越は小江戸と呼ばれているほど、古い建物や江戸情緒あふれる街並みで有名です。これらの建物とともに古くから街を見守ってきたのが古木たちです。川越は、そんな歴史ある古木がたくさんある街でもあるのです。まずは喜多院の隣に位置する三芳野神社のクスノキです。立派なたたずまいは、風格さえ感じさせるほどでしょう。このクスノキは昔から、神社の境内で遊ぶ子どもたちをあたたかく見守り続け、大きな幹で川越の人々を包んでいるようにも見えます。また喜多院の裏手にも大きなクスノキが立っています。県立川越高校の正門に立つこのクスノキは、この高校のシンボルとなり、文化祭の名称にもなっています。

 

さらに歴史ある古木は、ひっそりとした場所だけでなく市街地にも存在しています。そのひとつが川越市内の繁華街のそばにある、八幡神社のイチョウの木です。このイチョウの木は縁結びのご利益があるとされ、知る人ぞ知るパワースポットとなっています。また川越随一のショッピングモール、クレアモールの裏には、川越市内最大の巨木といわれるとても大きなイチョウの木が2本並んで立っています。この2本は樹齢600年ほどであるとも伝えられ、天然記念物に指定されています。

 

このように川越には、人が作り出した景観だけではなく、自然が生み出した景色が失われることなくたくさん残っています。主な有名スポットを巡る観光だけでなく、こういった自然が織りなす景観を探してみるのも、川越散策にはもってこいかもしれません。


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